「ゼミ」とはなにか、徹底解説!
大学生活の良し悪しを左右するかも!?
大学生の本業は勉強を一生懸命頑張ることですよね。
サークルや部活動など多忙な毎日を過ごす方も多いですが、やはり勉強に集中することも大切です。
大学での勉強は大きく分けると講義とゼミという学習スタイルがあります。
講義とはたくさんの学生に対して各分野の授業を行うものです。
学生は多ければ100人前後になる場合もあります。
基本的には教員がどんどん授業を進めて、学生がノートをとっていくというスタイルになります。
これに対してゼミとはなにか、徹底解説します。
参考:ゼミの基礎知識
講義とは異なる特徴
ゼミはゼミナールの略で、少人数の生徒と教員があるテーマについて議論をしながら研究を重ねていくグループ学習スタイルの事です。
講義の場合はある意味教員が一方的に授業を進めるため、なかなか理解できずに苦戦する生徒も多いです。
授業中は基本的に質問ができないため、授業後に教員へ質問をしなければいけません。
ゼミの場合は限られた数の生徒と教員だけでコミュニケーションをとりながら学習を進めることができます。
同じゼミに属している生徒同士で時には協力し合いながら、時には意見がぶつかり合いながらも一つの目標に向かって学習を進めることで、良い関係を築きながら効率良く学習を進めることができます。
講義よりも専門性の高いテーマを掘り下げるようにして学習を進めることができ、今までには誰も発見できなかった新しい知識を得ながら学習できます。
ゼミの流れ
では、実際にゼミではどのように学習が進められるのか、一例をご紹介します。
まずはどのようなテーマで研究をしていくのかを決定します。
それぞれの意見があるはずなので、すんなりと決まらないかもしれません。
このように議論を重ねながら結論を出すのがゼミの特徴なので、なかなか意見がまとまらなくても焦る必要がありません。
テーマが決定したら生徒が協力しながら調査を行います。
様々な文献を集め、資料を確認し、必要であれば専門家に取材を行うこともあります。
時間をかけて丁寧に調査をするほど、良い研究結果が出せると期待できます。
調査をした結果、様々なデータを得ることができるはずです。
結果を踏まえてゼミの生徒と議論を重ねながら結論を出せるように徹底した討論を行います。
意見のぶつかり合いがあることも予想されますが、お互いの意見を尊重し合いながら協力することが大切です。
なお、ゼミで研究した成果については、きちんと発表することが大切です。
大勢の人になっとくしてもらえるように最後まで気を抜かずに資料をまとめなければいけません。
プレゼン力が必要になる場合もありますし、わかりやすく資料を作成することも大事です。
苦労を重ねながらも、無事に発表できるように取り組んでください。