男性ビジネスマン

貴重な経験として評価されるかも?

就活で必ず行われる面接の質問でよくあるのが、大学生生活でアルバイトの経験がありましたか?という内容です。アルバイト経験を問われる真意は色々あると思いますが、どんな仕事をしていてなぜその仕事を選んだのかという理由を知りたいからだと考えられます。

そのため、どんなアルバイトであっても高評価を得られるとは限りません。就活でアピールできるアルバイトとは具体的にどのようなものか確認してみましょう。

長期間同じアルバイトを継続している場合

期間限定のアルバイトでもないのに、大学生になってから現在までの間に何度も仕事が変わっているという場合は評価が低くなる可能性が高いです。

仕事に飽きやすいタイプなのではないかと判断されてしまい、せっかく採用してもすぐに辞めてしまうのではないかと評価される可能性が高くなります。できるだけ長期間に渡って同じアルバイトを継続しているほど、高く評価される可能性が高いです。仕事内容に関わらず、長く同じアルバイトを経験している方は面接試験での印象は良くなると考えられます。

しかし、ただ単に「私は大学生になってから現在までこんなアルバイトをしています」という答えだけに留まっていてはいけません。長期間続けてきたことで評価されてある程度責任のある立場を任されるようになったとか、職場内でこのような貢献をしたなどの実績をアピールすることが大切です。

短期間バイトを中心に行っていた場合

自分は同じバイト先に勤務していたわけではなく、比較的条件が良い短期バイトを繰り返していたから就活ではアピールできないのではないかとがっかりしているかもしれませんが、決してそんなことはありません。

むしろ、色々な仕事を経験してきた方が高い評価をする面接官も存在しています。色々な職場で仕事を経験したことが高評価を得る理由としては、どんな職場でも柔軟に対応できる人間性であると考えられるからです。

様々な仕事を経験した結果、志望している会社ではどんな役立て方をできるかアピールすることが大切です。採用後に間違いなく活躍してくれる人材だと評価されるなら、間違いなく有利になると考えられます。

また短期バイトと言えど、とても特殊な経験ができる可能性があります。例えば、税理士や会計事務所での求人などが該当するでしょう。もちろん税理士として働けるわけではなく、税理士事務所での事務作業を手伝う立場にありますが、実際に税理事務所で働けるというのはなかなかできない体験です。

昨今は、金融系の会社やベンチャー企業など、様々な分野で税務や会計を担える人材は求められていますので、短期間のバイトであってもきっと学ぶことが多いはずですよ。

人にはない強みをアピール!

ほかにもあまり人が経験したことがないようなアルバイトも高評価を得られる場合もあります。

社会人として相応しい立ち居振る舞いができる人材を求めている場合には、接客業の中でも特に高レベルの接客スキルが要求されるホテルなどの宿泊施設のスタッフとして働いていたという経験も大きな強みになると考えられます。最近は正しいマナーを身につけないまま社会人になって恥ずかしい思いをしている方が多いため、社会人として適切な対応ができる即戦力のある人材を求めている場合も多いです。